両親と私たち夫婦との話し合いのあと
私は、地元で生活する準備を始めた。
一度嫁いだ手前、実家に戻って同居するのも
気が引けて、一人暮らしをすることにした。
とはいえ、まだ、心のどこかで
旦那とやり直せるんじゃないかという思いがあり
マンスリーマンションを検討した。
これなら家具を自分で用意することなく生活を始められる。
旦那の元にも戻りやすい。
未練たらたらだ。
でもふと、旦那の友達がシェアハウスをしていて
その子の家に遊びに行ったことを思い出す。
地元でシェアハウスを探してみると
思っていた以上に家がみつかった。
中でも、まだこれからOPENするという物件があり
一度、見学してみることにした。
各個人の部屋はキッチン・お風呂などが揃った
普通のアパートの一室で
別のある一室がシェアハウスの住人が共有で使える
リビングキッチンになっている仕様。
シェアハウスの住人は8人で
中にはフランス人と韓国人の女の子もいるようだ。
洗濯機やベッドなどの家具も備え付けなので
私の求めている条件にもぴったり。
他の物件を見学することなく、まさかの即決。
離婚問題でふさぎがちだった気持ちから
これからの新生活に気持ちが向かうようになっていた。
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