【第七話】22歳就職1社目 広告制作アシスタント

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社会人生活

大学卒業後の4月、アルバイトとして就業を開始。

勤務先は、フリーランスとして広告制作をしてきた社長が

人手が足りなくなって求人を出した、広告制作プロダクション。

今回の求人募集では、私と

もう一人、数年年上の先輩が採用されました。

仕事は、広告代理店から広告コンペの話を受けて

TVCMなどの広告や販促物の企画提案、採用されれば制作、運営を行います。

広告制作に興味あるな〜位の気持ちで入った大卒ホヤホヤの私は

本当に何にも知らない、できない、わからない。

取引先との挨拶ひとつも満足にできずに

あとでこっそり社長に、名刺交換のやり方について指摘されたりすることも。

広告の企画、主にキャッチコピーですが

社内のみんなで案を出す時にも

長い時間かけても、質・量ともに大した案も出せず、無能っぷりを思う存分発揮。

でも、それが吉と出たのか、アルバイトから社員にまさかの昇格。

アルバイトだと、就業時間内でしか案を考えたりしないため

社員として就業時間関係なく仕事に向き合え、

という理由からではありましたが。

それからは、就業時間や休日も関係なく仕事する毎日。

企画コンペのプレゼン前は、会社に泊まり込んで徹夜で企画書を作成することも。

しかし、もちろん私の企画や案など採用されることはなく、

ダメ出しされることも多く、凹むことも多々ありました。

社長や先輩の出した案を会社として提案し

クラインアントで企画が採用されると、今度は実際に制作へ。

自分の案ではないけれど、制作・運営はさせてもらえるので

社外のスタッフさん達の手配やスケジュール調整、

撮影や、デザイン制作の依頼をしたり。

少しずつ実務をしながら、仕事を覚えて行きました。

これまで実務経験はおろか、社会人経験もなかった私。

仕事の要領を得なかったり、作業に手間取ったりして

どうしても長時間勤務になることも多かったです。

そんな毎日を過ごすうちに、口には出さないものの

心のどこかで、仕事に対する不満や疲れが少しずつ出始めていました。

3月になって、そろそろ仕事を始めて一年が経とうとした頃

私は社長に呼ばれ、話を切り出されました。


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