【第十一話】まさかの、二回目の、解雇

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再度、派遣会社の担当者に泣きついたところ

派遣先上司からも担当者に連絡があったらしく

「あまりに仕事ができなくて困ってるから

もう明日からこないでほしい」とのこと。

就業開始して2〜3週間で、派遣終了。

事実上、またもやクビになってしまいました。

ここ数ヶ月で二度も解雇になるなんて。

(派遣就業では一応、契約終了ですが)

もう自分は、社会人としては働いていけない

もうここからどうやって生きていけばいいのか

わからなくて絶望しました。

仕事をしてはすぐに辞めて、メソメソ引きこもる私。

父親から、「若いクセに根性がないからだ」

と言われて大喧嘩になり

大泣きして、夜遅くに家を飛び出しました。

二度も立て続けに解雇になって自信喪失し

二社目で感じた社会の厳しさへの恐怖心もあるし

この先、生きていく自信もない。

親にも傷口に粗塩塗りたくられて

もうナメクジのように気持ちは溶けていました。

ヤケクソで、”このまま野垂れ死んでやる!!”と

ぐずぐず泣きながら、近所をウロウロ徘徊。

そんな不審者感いっぱいの私を、

「両親はもう寝たから家に帰ろう」

と、妹がこっそり迎えに来ました。

仕事も家出もできない私。

こうして、二社目でのお仕事は

およそ半月でおしまいとなりました。

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