【第三十五話】シェアハウス

*当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

両親と私たち夫婦との話し合いのあと

私は、地元で生活する準備を始めた。

一度嫁いだ手前、実家に戻って同居するのも

気が引けて、一人暮らしをすることにした。

とはいえ、まだ、心のどこかで

旦那とやり直せるんじゃないかという思いがあり

マンスリーマンションを検討した。

これなら家具を自分で用意することなく生活を始められる。

旦那の元にも戻りやすい。

未練たらたらだ。

でもふと、旦那の友達がシェアハウスをしていて

その子の家に遊びに行ったことを思い出す。

地元でシェアハウスを探してみると

思っていた以上に家がみつかった。

中でも、まだこれからOPENするという物件があり

一度、見学してみることにした。

各個人の部屋はキッチン・お風呂などが揃った

普通のアパートの一室で

別のある一室がシェアハウスの住人が共有で使える

リビングキッチンになっている仕様。

シェアハウスの住人は8人で

中にはフランス人と韓国人の女の子もいるようだ。

洗濯機やベッドなどの家具も備え付けなので

私の求めている条件にもぴったり。

他の物件を見学することなく、まさかの即決。

離婚問題でふさぎがちだった気持ちから

これからの新生活に気持ちが向かうようになっていた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました