【第十六話】プロポーズ

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大学卒業後、2年以上過ぎても

私とO太郎の遠距離恋愛は続いていました。

お互い仕事が忙しかったりして

月に1回会うくらいがやっとで

2ヶ月以上会えない時もありました。

しかし、電話などで連絡を取り合って

会えない時も、乗り越えてきました。

付き合って3年が経った交際記念日

彼は名古屋に来て、レストランを予約し

「結婚しよう」と、プロポーズをしてくれました。

私も迷うことなく、

「はい。」

とすぐに返事。

交際当初からずっと遠距離恋愛をしてきて

やっと一緒になれるんだ、とうれしくて

泣いてしまいました。

その日はそのまま、名古屋駅から関東へ向かう

彼を見送りました。

遠距離恋愛を続けていて、プロポーズを受けた以上

いずれは彼の住む関東に行く事になるのかな・・・

とは考えてはいました。

それからまた、名古屋と関東で離れ、それぞれの

生活を送りながら、月に1度会う生活は続いていきました。

プロポーズを受けて、はい、と答えたものの

どちらも、そこから先の具体的な話は出せずにいました。

というのも、彼は転職していて

新しい会社でうまくいっていないようで

それどころではない状態。

プロポーズされる前と変わらない生活は続きました。


花嫁の夢を叶えるHanayume(ハナユメ)


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