【第十三話】23歳転職3社目 求人広告制作

派遣の仕事も辞めて、数ヶ月。

さすがに半月の雇用保険加入では

失業手当もなく。

重い腰を上げて、またまた職探しです。

一社目で1年とはいえ、広告制作はやってきたし

コピーライター養成講座にも通ったし

次の仕事も広告制作の方が

こんな自分でも少しはできるかもと考え

広告制作の仕事を中心に探しました。

というより、前職でWord・Excelの

使えなさを痛感したので事務はこわかった。

いくつか応募した中で、某R社代理店での

求人広告制作の仕事に決まりました。

当時、R社が出していた「とらばーゆ」

「B-ing」という求人雑誌に掲載する

求人誌の採用広告を制作する仕事です。

大きい広告でも見開き2ページ、

小さい枠だと8分の1ページのスペース。

そこに、キャッチコピーや募集内容、

写真などのデザインを自分で考えて

カタチにしていきます。

デザインは専用のソフトを使うのですが、

もちろんまったくの未経験。

それでも、自分で考えて作っていくので

凝ったデザインやレイアウトにしなければ

大して難しい作業も必要ないので

これは比較的早々にこなせるようになりました。

それぞれの求人の仕事内容や条件はもちろんですが

自分の書いたキャッチコピーや文章によっても

応募者数が変わる仕事。

”できる限り応募者がくるような原稿を考えなければ!”

というプレッシャーを、常に感じていました。

そして、R社の媒体を扱う代理店が出稿した

原稿に対する賞もあり、会社の先輩は皆

賞を受賞していたので、自分も何かしら賞を取らないと!

と、とにかく毎日、必死でした。

与えられた仕事は時間の許す限り全力で考え

会社には終電ギリギリまで残り

翌朝は誰よりも早く出勤。

しかし、原稿を書いても書いても受賞ならず。

先輩にもダメ出しされたりしながら

どうしたらいい原稿が書けるのかわからず

手探りの日々。

とうとう同期入社した子も賞を取り

本当に追い込まれた状態でした。

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