【第十八話】プロポーズは白紙に

会社を辞め、失業手当を受け、それも終了。

なのに、全く決まらない結婚の挨拶の日取り。

決まらない、というか、彼が進めたがらない。

私はただ、仕事を辞めて、何も進められないでいる状態。

はっきりしない彼に私は、改めてどうしたいのかを聞きました。

すると、「今は、まだ結婚できない」という答え。

なんとなく、私達の結婚に暗雲が立ち込めている感はあったけど・・・。

暗礁に乗り上げてしまったとは。

とはいえ、私がこうして聞く前に、彼から先に申し出るべきじゃないの?

彼の対応に、不信感でいっぱいになりました。

「結婚しようと言っておいて、結婚準備も進めようって言ってたのに

 私が聞くまで何もしないつもりだったの?」

その問いに、何も答えない彼。

そんな彼に対してとても腹立たしく

結婚はおろか、もう、このまま付き合っていたくもない!!

「私が聞くまで何も話さず放っておくなんて

 もうO太郎が信じられない。

 付き合っていく気持ちも今はないし。

 ・・・私達、別れよう。」

彼も、反対することなく、同意。

こうして、カナダで出会ったO太郎とは

遠距離恋愛ののちプロポーズまで行った末

別れることになりました。

22歳で出会って付き合い始めて5年間

27歳で別れることになった私。

周りの友達もちらほら結婚の話が出始め

自分も結婚するハズだったのに・・・。

気づけば仕事もなく、恋人とも別れ、何かをやる気もない。

しばらく、何をどうしていいかもわからず

途方に暮れて、ぼー然として過ごしていました。

婚活初心者大歓迎!【スマリッジ】


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